このブログを書くのは10月の交通事故以来なので半年ぶりくらいになりますか
やっと体も落ち着いてきたのでまた書いてみます。
事故に遭ったことで患者さんの気持ちがよく分かったといいますか
こんな具合で症状が出るというのを実感できました。
路側帯に季節外れの雪があり滑って転倒、自分としては速度50キロ以下で
上半身はプロテクターをつけていたのでそれほど症状は出ないと思っていましたが
院にたどり着くと何だか怠く、その日は開けることが出来ませんでした。
次の日以降も整形や脳神経外科でCTやMRIを取りつつ、他覚所見も特筆すべきことは
とのことでしたが、左手・左足の痺れ感が発現しそれと合わせて妙な倦怠感
とにかく横になっていたい、億劫・ものぐさではない何とも表現しがたい症状が
現れ参ってしまいました。ああこれがよく事故の患者さんが訴える不定愁訴、どう
伝えたものかなかなか適切な表現がし難いものかと、一人納得した次第です。
頭が重い、とにかく椅子に座っていてもけだるくすぐ横になる、思考がいまいち
まとまらない(ブレインフォグ?)、疲労感が抜けない等様々複合した症状で
本当にこの辛さ・苦しさは当事者でなければ容易に伝わらないものだなと体験した
から思いますが、字面だけ見るとそれほど辛い大変なものに見えないので、場合に
よっては他人に気分次第の怠け癖では無いのかと取られかねないのを感じます。
もう少しそれらしい大変重篤そうな表現があれば…何か良い言葉があればなあ
ああそれと首肩回りの異様な張り・凝り感は印象的でした。こんなデスクワークでもない
のにここまで固まる・強張るのはやはり事故のダメージはあったんだな…と実感しました。
あまりの辛さにこれはまさか脳脊髄液減少(漏出)症では!?と焦り急いで検査を依頼しました
が、脳脊髄共に異常は特に無く脳外科のDrからは数日とにかく安静に、そうすれば自然と治ると。
しかし一人で自営業の身で何日も休んでいるわけにもいかず、通院をしつつ施術者の端くれとして少しづつ自分で自分にやれる施術(ハリやツボですね)をひたすらしておりました。一人自営業者はこういう時の為に休業補償に入るべきかと思いつつ
寒い時期とも重なりそれによる影響もありましたが何とかこういうブログを書こうと思える程度には回復しました。それにしても時間がかかりました。予想を超えておりました。途中でやり方を変えたところ回復が早まったこともあり、症状の見立てもあるのでしょうね。
今当院にも事故で通院中の患者さん達がいますが、皆さん差はあれど痺れを伴う症状が多くそれでも仕事をしながら通院もされていて、仕事も休まず偉いなあと常々感じております。
事故後自賠責で通える期間は大体3~6か月が多いです(例外的に一年くらいも)その限られた時間の中でどれだけ後遺症を残さず回復させられるか、それが施術者としての患者さんへの責務と思い日々治療の毎日です。
もしこれは過去の事故の後遺症?と思うような症状のある方はものは試しでご相談ください。
現在事故・自賠責で病院など通院中の方も通院可能ですのでどうぞお気軽にご連絡ください。
自賠責関係の患者さんは通院期間が限定の事もあり、早朝や休日といった時間外でも受け付けております。お仕事中に時間が無い中治療ということも可能です。
久しぶりに書いたら長くなってしまいました。ここまで読んで下さった方には感謝いたします。
そもそもこのブログ読んでいる方がいるのか不明ですが、一人でもいると信じまた書いてみます。これからは書く内容も日記みたいなものでも良いのかな。
バイクについての考えはまた日を改めて書こうと思います。
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